「全身の状態が口腔に投影される」という東洋伝統医学の教えを礎に、現代歯科医学の診査・診断法とは少し目線を変え、鍼灸・漢方・気功・食養をはじめとする東洋伝統医学療法を日常歯科臨床の一助となり得ると確信している歯科臨床家集団です。
健康志向が高まる中、末病の発見、健康の保持・増進という立場からも東洋伝統医学は西洋医学とは異なった魅力溢れるものであるといえます。
学会としてはその目的達成のために、歯科東洋医学の研究・研修・指導を行い、歯科医療の診査・診断に広く導入応用される事を目指しております。
1979年6月WHOが加盟各国に対し、鍼灸療法を現代医療の一環として積極的に取り上げるよう勧告を出した事を契機に、松平邦夫・初代会長が片山伊九右衛門教授(明海大学歯学部保存修復学講座)と間中喜雄博士(北里研究所東洋医学研究所)の全面的バックアップを受け、同学の士に呼びかけ、1983年6月25日、学会として設立された。
抜歯その他歯科領域におけるハリ麻酔の鎮痛及び麻酔効果を歯科臨床で初めて導入した松平邦夫初代会長(1983/6〜1989/3)であり、歯科東洋医学の臨床応用を推進したのは福岡明二代目会長(1989/4〜1995/3)である。松尾通三代目会長(1995/4〜2001/3)は学会を全国組織に育て上げ、会員増強に大きく貢献し公認された集団に発展するように尽力した。そして現会長岡村興一(2001/4〜)へと引き継がれている。