学会通信 第16号


会長あいさつ 会長 高橋一祐

会長就任のご挨拶 学術研修の方針

本年4月、会員諸先生のご推薦により本学会の会長に就任致しました。光栄に存ずると同時に責務の重大さを痛感しております。微力ながら努力する所存です。ご支援のほど心からお願い申し上げます。
そこで今回は学会運営の大きな事業のひとつでもある学術研修の方針について述べてみたいと思います。これまでも学術研修は学術委員諸先生のご尽力により多大な成果をあげてこられました。そのご努力に敬意と感謝を申し上げます。

ところで今後は、学術研修について2つの柱を立てて行いたいと思っています。そのひとつは基礎的研修あるいは入門講座といった内容です。これまでもこれに類するものはありましたが、私の考えているのは講習内容を変えないで恒常的に行うものです。
つまり東洋医学が大学の講座にあれば問題はないのですが、それがない現状では学会がこれを担当し、個人の学習の手助けにしたいとの考えです。したがって受講される場合は資料の実費程度の費用でよいと思っています。もちろんこれは会員に限ったことで、それ以外は相応の参加費です。幸い会員諸先生のなかには、鍼灸の学校に通われその資格を取得され本格的な講義を受けられている方もいます。これらの先生方のお力を借りることも視野に入れています。これが軌道に乗れば支部での研修も可能です。また認定医取得の必須研修にしたいと考えています。

他のひとつは学術応用研修です。これは従来から行われてきた鍼灸、漢方のアドバンス・コースに加え、いろいろな角度からの情報伝達の場と位置付けて、形式も講演・セミナー・ワークショップ・パネルディスカッション等々内容に応じたスタイルで企画してみてはとの考えです。年に2~3回程度。これは1年に1度の学術大会では必ずしも十分とはいえない会員諸先生への情報提供の機会にしたいと思っています。
以上のことは、5月28日に開催された2つの学術委員会で時間をかけ夜遅くまで議論、検討し実行に移す運びとなっています。私も出席し方針を述べました。ご期待ください。

最後に会員諸先生の一層のご活躍と重ねてご協力、お力添えのほどを願い、学会についてのご意見等を賜れば幸いです。
第23回日本歯科東洋医学会学術大会・総会のお知らせ

2005年度入門セミナー・応用研修セミナーのご案内

認定医認定審査委員会報告

[認定医認定審査委員会担当常任理事 萬屋 裕/認定医認定審査委員会委員長 小山悠子]

昨年度施行細則の改定を行い、滞りなく無事1年が過ぎました。
数名の方が単位不足や書類不備で残念な結果となりましたが、丸尾謙二先生が認定医を受領されました。

まだ細則にわかりにくいところもあると思います。参考までに下記に例を挙げてみました。
今秋の第23回学術大会は、11月19、20日の両日鶴見大学会館において、鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座森戸光彦教授により開催されますが、当学術集会出席にて5単位、学術大会で決められた指定研修講座を受講すると3単位、発表演者10単位(共同演者4単位)を取得することができます。その後、学会誌に投稿されれば、12単位(共同筆者4単位)取得となります。その他支部学術大会や認定研修会などの出席にても単位が加算されます。

症例報告の記述法につきましては、当学会誌Vol.19 No.2 p.243をご参照ください。
それでは、新規申請者をお待ちしております!

支部だより

学会誌編集委員会報告

[編集担当常任理事・学会誌編集委員会委員長 戸田一雄]

 本年4月より新委員での編集委員会が発足しました。今後2年間、次のメンバーにて学会誌の編集に携わってまいります。よりよい学会誌となるよう努力していく所存ですので、会員の皆様からもご指導よろしくお願い申し上げます。

 委員長: 戸田一雄
 副委員長:高橋秀直
 委 員: 市村 葉、小野田 繁、亀山敦史
 参 与: 寺川國秀

なお、日本歯科東洋医学会誌第24巻第1・2号は、平成17年8月末日発行予定です。原著・臨床論文をはじめ、第22回学術大会で発表いただいた特別講演等の論文、海外情報などを掲載いたします。

賛助会員紹介

〈MSI(エム・エス・アイ) メディカル サポート インターナショナル〉

 ★天津中医学院の田七人参★

 「かなりの効き目に驚いています」と新潟の上野歯科院長先生。10倍濃縮エキスカプセルの田七人参が、ご自身の体調改善と治療での止血作用に効果を実感された。
 天津中医学院が世界初の発酵濃縮法で有効成分の高品質・均質化を実現し、使いやすく飲みやすいカプセルにして提供。
 日本歯科東洋医学会員の医院でも多くの成果が上がっている。

1.Drご自身の健康に。
(1)血流改善
(2)血栓の予防(心筋梗塞、脳梗塞等)
(3)血圧の安定
 (4)血糖値の改善
 (5)疲労と肩凝りの解消

2.歯科治療への応用に。
止血、鎮痛、消腫、抗炎症、抗酸化、血液浄化作用。
(1)外用~カプセルから取り出し直接口腔内患部に塗布する。
止血と痛みの緩和。
歯茎の腫瘍、口腔ガン、歯周病、歯槽膿漏。
(2)内服~1日3回1回3カプセル。
口臭は肝臓の働きがよくなり解消。
歯茎や口腔のガンにも症例あり。
歯槽膿漏もうっ血の改善で成果を上げる。

<参考>
大阪のくどうクリニック工藤院長や中医学の邵輝博士は「高脂血症、動脈硬化、高血圧等の循環器疾患、肝臓病、更年期障害、糖尿病等」の患者様に勧めている。
通常の健康維持・病気予防には1日1回3カプセル。
治療の場合は症状に合せ1回3カプセルを1日2~3回服用。

<留意点>
妊娠中は服用を避ける(田七人参の活血作用が流産に影響)。

〈仕入方法や価格についてのお問い合わせ〉
 MSI(エム・エス・アイ) メディカル サポート インターナショナル
 〒530-0015 大阪市北区中崎西4-3-9-405
 TEL 06-6372-4755  FAX 06-6372-4766
 *天津中医学院濃縮田七人参の日本総発売元は略称MSI(エム・エス・アイ)です。

日本歯科東洋医学会人事